この日、有限会社ウーヴルより代表取締役の三宅美穂子先生を講師として迎え、１年生を対象とした特別授業を行いました。普段、先生は絵本をテキストとして使いながら、仕事の大切さや心構えを説くユニークな企業研修をされています。今回の受講者は企業幹部でも新入社員でもない１年生で、しかも200名と大人数でしたので、昨年度、同じ授業を受けた経験のある３年生特進クラスの生徒たちがアシスタントとして参加して授業が進められました。

　授業の最初は読み聞かせで始まります。今回の教材は、絵本「パチパチのほし」です。かわいらしい絵本なのですが、生きていく上で本当に大切なものは何かを教えてくれる本です。そして後半は「世界中の人たちが幸せになるためには何が必要か」についてグループ・ディスカッションをしました。３年生の助けをもらいながら、活発な議論が進められました。

　この授業を通して生徒たちは、社会で必要とされるコミュニケーションとはどんなものか、そして、自分の意見を伝える勇気と相手の意見を受け入れる勇気を学べたのではないでしょうか。

講演スタート。大きなスクリーンを使って絵本を読み聞かせます。

「世界中の人が幸せになるためには何が必要だろう？」

３年生がアシスタントとなり、議論の援助をします。

全体の様子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最後は、頑張った自分たちに拍手！