この日、学校では1・2年の全生徒を対象に「学びガイダンス」が行われました。
この講座は、生徒それぞれが興味を持っている事柄を、上級学校ではどのように学ぶのかを体験させ、学ぶことの大切さと将来の進路選択のきっかけ作りをすることが目的です。
今回は、四年制大学14校、短期大学2校、専門学校6校から講師をお招きし、合計23の講座が開かれました。講師の先生方には大学等で広く行われてる「アクティブラーニング」の手法を取り入れていただき、生徒たちは「自分の頭で考え、意見して」いきました。普段よりも長い1コマ80分の授業も、生徒たちには短く感じたようです。
自分の手の動きを、机上のモーションセンサーが感知しCG化する技術。
画面に映る自分の手の動きに、生徒たちも興味津々でした。
「アスリートに適切なタンパク質摂取量はどれくらいだろう?」
食品型カードを使いながらバランスの良い食事を考えていきます。
日頃の生活の中で気づいた、ちょっとした不便を解消するものをデザインします。しかし、実際にデザインするとなると、そう簡単には作れません。
最新型PCの販売戦略を考えたり、英語の音声について発見したり…
実際にロットを扱ってみたり、接客のシミュレーションをしてみたり…
こんな建築模型を作ってみたいのに、実際はかなり難しい…
社会福祉について考えたり、お菓子を作ってみたり…
最後に生徒の感想文を紹介します。
「講座の中で行ったビジネスゲームが一番印象に残りました。利益や販売数を考えながら答えを出すことはとても難しかったのですが、その分楽しむことができました。経済学の勉強がこんなにも楽しいとは思いませんでした。」
「昔、アポロ11号は凄いと言われていたけれど、PS4で使われている技術で月に行くことができると知り、たいへん驚きました。」
「教育の講座に参加しました。小・中・高によって違いはあると思うけれど、子供たちの気持ちを考えて接することが大切だとわかりました。「発問」の能力や「コミュニケーション能力」は、人としても必須なので、きちんと身につけておきたいと思いました。」
さて、生徒諸君!
自分の将来の姿や未来の仕事は見えてきましたか? |