修学旅行4日目(大阪)
最終日も雨です。4日目は大阪芸術大学を訪問しました。
本校の芸術コースは美術・書道のみですが、大阪芸術大学は音楽も含めて様々な分野の芸術について専門的・多角的に学べる総合芸術大学です。 概要説明では、日頃目にしたり耳にするメディアの中に、多くの大阪芸術大学の卒業生の仕事があることを知りました。そのお話の中にあった「芸術は人の心を救ったり感動させたりする役割がある。しかしそれには苦労や努力が伴うものだ」という言葉が胸に残りました。
◆体験授業1
演奏学科の住山玖爾子先生によるパイプオルガン演奏残響が4.5秒というホールで演奏してくださいました。曲によって様々な音色で演奏してくださり、最後には讃美歌「もろびとこぞりて」の曲で仕掛けの鐘とあわせて一足早いクリスマスの華やかな気分を味わいました。先生が仰った『音楽によって気持ちが安らいだり、その場所の雰囲気が変わったりする』ことを実感しました。また、実際にパイプオルガンの近くに行き演奏もさせていただきました。
パイプオルガンの前、みんなで「ハイ!ポーズ!!」
担任の久良先生が校歌を演奏しました
◆体験授業2
放送学科の満留浩明昌先生による「特撮 スマホで怪獣映画を撮ろう」先生や学生の方々がこの日の為に事前にジオラマセットを組んでくださり、当日は怪獣役としてOBの方にもご協力いただきました。満留先生の指導のもと大きな照明のある大規模なセットの中で、全員が各々のスマホを使って【怪獣登場→光線を出す→爆発が起こる】というシーンの撮影を行いました。高校では決してできない貴重な体験をすることができました。また、授業のなかで『大学は「やらされる」のではなく「やりたいことをやる」勉強をするところなので、覚悟を持って、夢中になれる「やらずにはいられないもの」を見つけて欲しい』という話も伺いました。
いい画が撮れるか、皆必死です
爆発の仕掛けの指導をうけています OBの方が怪獣役をしてくださいました
セットの中で怪獣と一緒に!
◆あべのハルカス24階スカイキャンパス
大阪芸術大学の学生や関係グループの作品を鑑賞しました。今回の展示は即売オークションでもあったので、作品名と一緒に価格も書かれていました。購入する人の気持ちで作品を鑑賞することができました。別展示室では表装(書画作品の仕立て)に関する展示や、フィギュアで有名な模型会社、海洋堂とのコラボレーションによる造形の展示もあり、幅広い分野の作品を観ることができました。
生徒たちにとって、3泊4日の修学旅行はあっという間でしたが濃厚な4日間であったようです。色々な刺激を受け、友達同士といろいろな事を話していました。これからの学校生活や、今後の創作活動に活かせそうなこともたくさん得ることができました。
スカイキャンパスの展示スペースはあべのハルカス24階にあります
解散式 小倉駅に帰ってきました!
|